保健福祉カタログNo.212
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乾球温℃湿球温℃WBGT℃31(中京女子大学教授 医学博士 朝山正己)運動は原則中止厳重警戒警  戒(積極的に休息)注  意ほぼ安全(適宜水分補給)WBGT(湿球黒球温度)屋外:WBGT=0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度屋内:WBGT=0.7×湿球温度+0.3×黒球温度●環境条件の評価はWBGTが望ましい。●湿球温度は気温が高いと過小評価される場合もあり、湿球温度を用いる場合には乾球温度も参考にする。●乾球温度を用いる場合には、湿度に注意。湿度が高ければ、1ランクきびしい環境条件の注意が必要。2735(激しい運動は中止)282431252128(積極的に水分補給)211824TT-562TC-300湿度/0~100%(0.1%単位)(至学館大学教授医学博士朝山正己)¥7,000(税込¥7,700)¥8,000(税込¥8,800)¥12,000(税込¥13,200)カラナビを取り付けた状態φ40mmφ33mm10.8cmφ33mm12.2mm11.2cmWBGT31℃以上では、皮膚温より気温のほうが高くなり、体から熱を逃すことができない。特別の場合以外は運動は中止する。WBGT28℃以上では、熱中症の危険が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。運動する場合には、積極的に休息をとり水分補給を行う。体力の低いもの、暑さになれていないものは運動中止。WBGT25℃以上では、熱中症の危険が増すので、積極的に休息をとり水分を補給する。激しい運動では、30分おきくらいに休息をとる。WBGT21℃以上では、熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水を飲むようにする。WBGT21℃以下では、通常は熱中症の危険は小さいが、適宜水分の補給は必要である。市民マラソンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意。カラビナを使用ベルト装着部品を使用カラビナを使用電 池(付属)電 池(付属)電 池(付属)6870100SK-181GTJIS B 7922 クラス2適合。測定範囲:WBGT/0~50℃(0.1℃単位)、温度/0~50℃(0.1℃単位)、黒球温度(表示なし)/0~60℃湿度/10~95%RH(0.1%RH単位)測定精度:WBGT/±2.0℃(20~40℃の時)、温度/±0.6℃(20~40℃の時)黒球温度(表示なし)/±0.6℃(20~40℃の時)湿度/±5.0%RH(30.0~90.0%RH、20~40℃の時)電  源:コイン形リチウム電池(CR-2032)2個(付属)大きさ:約6(幅)×2.5(奥行)×12.2(高さ)cm重  さ:約70g(電池含む)付属品:カラビナ、ネックストラップ、ベルト装着部品、キーリング※市販の三脚に取付可能湿度/20~90%(0.1%単位)測定精度:WBGT/±2.0℃、気温/±1.0℃※20~40℃の時湿度/±5.0%※35~75%の時電  源:コイン形リチウム電池(CR2032)1個(付属)大きさ:5.8(幅)×3.6(奥行)×10.8(高さ)cm重  さ:約65g(電池含む)付属品:カラビナ、吊り下げ用アタッチメント、三脚取付用電池蓋、ヘルメット取付用電池蓋、ネックストラップ、ドライバー※市販の三脚に取付可能測定精度:WBGT/±2.0℃、気温/±1.0℃、湿度/±3.0%※0~90%の時電  源:コイン形リチウム電池(CR2032)1個(付属)大きさ:6(幅)×3.3(奥行)×11.2(高さ)cm重  さ:約79g(電池、吊り下げ用アタッチメント、カラビナ含む)付属品:カラビナ、吊り下げ用アタッチメント、三脚取付用電池蓋※市販の三脚に取付可能【危険度表示】 ※2つの指針に対応 注意 → 警戒 → 厳重警戒 → 危険( (「日常生活に関する指針」日本生気象学会) ほぼ安全 → 注意 → 警戒 → 厳重警戒 → 原則中止 (「熱中症予防運動指針」日本スポーツ協会)【アラーム】 任意の危険度以上で鳴る ※出荷時は運動指針の「厳重警戒」に設定 ※ON/OFF切替可能(音量調節は不可)【危険度表示】 注意 → 警戒 → 厳重警戒 → 危険 (「日常生活に関する指針」日本生気象学会)【アラーム】 「注意」〜「危険」で鳴る ※音量調節可能(OFF含む3段階) ※「危険」の場合は、音量「小」・「OFF」  の設定でも、音量「大」で鳴る【危険度表示】 注意 → 警戒 → 厳重警戒 → 危険 (「日常生活に関する指針」日本生気象学会)【アラーム】 「注意」〜「危険」で鳴る ※音量調節可能(OFF含む3段階) ※「危険」の場合は、音量「OFF」  の設定でも、音量「小」で鳴るインフルエンザ注意機能付!(アラームは鳴りません)季節性WBGTで「暑さ」を知ろう!知って防ごう熱中症!日常の「暑さ」は気温で知ることができます。しかし、実際に感じる「暑さ」は、気温(乾暑さが原因で起る熱失神、熱けいれん、熱疲労、日射病などの暑熱障害を熱中症と球温度)だけでなく、湿度(湿球温度)、輻射熱(黒球温度)、あるいは気流(風速)ないいます。中でも日射病(熱射病)は神経障害などの後遺症を残したり、時には死亡どによって異なります。することもあります。そこで、「暑さ指数」(総合温熱指数)としてWBGTの指標が有効となります。WBGTで「暑さ」を知ろう!WBGTは次の計算式で求められます。日常の「暑さ」は気温で知ることができます。しかし、実際に感じる「暑さ」は、気温(乾WBGT=0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度(屋外)球温度)だけでなく、湿度(湿球温度)、輻射熱(黒球温度)、あるいは気流(風速)なWBGT=0.7×湿球温度+0.3×黒球温度(屋内)どによって異なります。そこで、「暑さ指数」(総合温熱指数)としてWBGTの指標が有効となります。「熱中症予防指針」WBGTは次の計算式で求められます。熱中症(日射病)による死亡者数とWBGTとの関係を求め、日本スポーツ協会ではWBGT=0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度(屋外)「熱中症予防指針」を公表しています(左図)。熱中症を予防するためには、その日のWBGT=0.7×湿球温度+0.3×黒球温度(屋内)「暑さ」を知って、休憩や水分摂取などに心掛けることが必要です。最近では、IT技「熱中症予防指針」術を使ったポータブル型のWBGT計が多く市販されるようになりました。これらを熱中症(日射病)による死亡者数とWBGTとの関係を求め、日本体育協会では「熱中使って、熱中症予防に努めて、暑い日本の夏を安全に過したいものです。症予防指針」を公表しています(左図)。熱中症を予防するためには、その日の「暑さ」を知って、休憩や水分摂取などに心掛けることが必要です。最近では、IT技術を使ったポータブル型のWBGT計が多く市販されるようになりました。これらを使って、熱中症予防に務めて、暑い日本の夏を安全に過したいものです。黒球型携帯熱中症計人気黒球式熱中症指数計 熱中アラーム6785200JIS B 7922 クラス2準拠。測定範囲:WBGT/0~50℃(0.1℃単位)、気温/0~50℃(0.1℃単位)、黒球式熱中症指数計6835800JIS B 7922 クラス2準拠。測定範囲:WBGT/0~50℃(0.1℃単位)、気温/-10~60℃(0.1℃単位)、日本スポーツ協会の指針にも対応!日本スポーツ協会の指針にも対応!注意レベルのバーが大きく分かりやすい!注意レベルのバーが大きく分かりやすい!防水・防塵機能付き(IP65)なのでプールでの使用等に最適!防水・防塵機能付き(IP65)なのでプールでの使用等に最適!保健室Memo435No.1黒球付熱中症計熱中症予防運動指針

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