教育施設総合カタログ vol.44
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濃度(PPM)濃度(PPM)濃度(PPM)濃度(PPM)濃度(PPM))Lm/05DCT(価染感スルィウI453未加工空気触媒による反応前空気触媒加工空気触媒による反応後細胞に吸着できず感染しないホルムアルデヒドなどの空気中に揮発した有害化合物は、空気触媒の多孔質空間内で、吸着・濃縮され、酸化還元反応を促進し繰り返し分解されます。インフルエンザは「接触感染と飛沫感染が主な感染経路である」と言われています。北里大学北里環境科学センターによる抗ウイルス性能評価試験において、空気触媒はインフルエンザウイルスに対して、抗ウイルス効果を示す傾向が認められています。人が触れる事が多い箇所に空気触媒を施工することは、有効な抑制方法であると考えられます。コート膜の無機多孔空間内において、濃縮された酸化性物質と反応して、ウイルス感染価に必要なウイルス蛋白(スパイク)にダメージを与えて失活したと思われます。生成するコーティング膜は非常に希薄ですが、その膜内に抗菌・防カビ剤が固定化される為、膜表面は菌・カビに対し高い忌避効果を発揮します。またコーティング膜は対摩擦性に優れ、1万回のこすりテスト後も防カビ効果を失いません。[実験条件] 試料作成 : 測定条件 :ガラスウール7gに(ガスに対して吸着・放出無し)40gの空気触媒を含浸させ、50℃で24時間乾燥。5ℓのテドラーバッグに上記の試料を入れ、ガス3ℓを導入し、試料と接触させる。各時間ごとにガス検知管で濃度測定。時間(分)時間(分)時間(分)1.6×1071.4×1071.2×1071.0×1078.0×1066.0×1064.0×1062.0×1060.0時間(分)時間(分)キシレンホルムアルデヒドスチレントルエンエチルベンゼン未加工空気触媒加工各作用時間におけるウイルス感染価(A型インフルエンザウイルス)0:000分1分0:1010分作用時間1時間揮発性有機化合物(VOC)の分解除去インフルエンザウイルスに対する抗ウイルス効果優れた抗菌・防カビ効果

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