理科機器総合カタログNo60
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123計量・計測エネルギー環境物理地学生物安全・収納ICT・映像消耗品素材化学顕微鏡光学機器実体顕微鏡生物顕微鏡教師用顕微鏡デジタル顕微鏡顕微鏡関連品望遠鏡双眼鏡デジタルカメラ税込価格欄には消費税8%を含めた価格を表示しています。理科機器総合カタログNo.60プラン対物レンズ有効平坦域通常の対物レンズ有効平坦域プラン対物レンズとは? レンズに存在する「像面湾曲」という観察上の不具合を補正したものを、プランレンズといいます。像面湾曲とは平面に対して焦点を合わせたとき、像面が湾曲した面に結像することをいいます。これにより、画面中心にピントを合わせると周辺部がぼけ、逆に周辺にピントを合わせると中心がぼけてしまいます。 通常の対物レンズは、同時に焦点が合う領域(有効平坦域)が中央部にしかありません。プラン対物レンズは実視野周辺部におよぶ広い範囲に平坦性が確保されています。セミプラン対物レンズはこれらの中間的な性能です。※下の画像は対物マイクロメーターを40xの対物レンズを用いて比較撮影したテスト画像です。周辺までクッキリ周辺がボケる…プラン対物レンズ有効平坦域通常の対物レンズ有効平坦域プラン対物レンズとは? レンズに存在する「像面湾曲」という観察上の不具合を補正したものを、プランレンズといいます。像面湾曲とは平面に対して焦点を合わせたとき、像面が湾曲した面に結像することをいいます。これにより、画面中心にピントを合わせると周辺部がぼけ、逆に周辺にピントを合わせると中心がぼけてしまいます。 通常の対物レンズは、同時に焦点が合う領域(有効平坦域)が中央部にしかありません。プラン対物レンズは実視野周辺部におよぶ広い範囲に平坦性が確保されています。セミプラン対物レンズはこれらの中間的な性能です。※下の画像は対物マイクロメーターを40xの対物レンズを用いて比較撮影したテスト画像です。周辺までクッキリ周辺がボケる…対物レンズの重要な性能「収差の補正」レンズが像を結ぶとき、さまざまな原因から生じる像の色付きやボケ、ゆがみなどを「収差」といいます。この収差がレンズ設計上、どの程度補正されているかどうかは、微細な対象をレンズをつかって観察する顕微鏡において性能を左右する大きなポイントとなります。プラン対物レンズとは? 収差のひとつ「像面湾曲」が補正されたレンズのことを、プランレンズといいます。像面湾曲とは平面に対して焦点を合わせたとき、像面が湾曲した面に結像することをいいます。これにより、画面中心にピントを合わせると周辺部がぼけ、逆に周辺にピントを合わせると中心がぼけてしまいます。 通常の対物レンズが実視野全体のうち中央部にしか焦点が合う(平坦性がある)領域がないのに対し、プラン対物レンズは実視野周辺部におよぶ広い範囲に平坦性が確保されています。セミプラン対物レンズはこれらの中間的な性能です。プラン対物レンズセミプラン対物レンズ通常の対物レンズ有効平坦域有効平坦域有効平坦域アクロマート対物レンズとは? 波長(色)によって屈折率が異なるという光の性質によって生じる焦点面のズレを色収差といいます。アクロマート対物レンズは赤と青の2色について色収差を補正したもっとも一般的な対物レンズです。色収差の他にコマ収差や非点収差も補正されています。赤・青に加え黄なども補正したものはアポクロマート対物レンズと呼び、色収差は非常に少なくなりますが、高価です。色収差の原理図プラン対物レンズ通常の対物レンズ

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