理科機器総合カタログNo60
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160計量・計測エネルギー環境物理地学生物安全・収納ICT・映像消耗品素材化学光学機器顕微鏡実体顕微鏡生物顕微鏡教師用顕微鏡デジタル顕微鏡顕微鏡関連品望遠鏡双眼鏡デジタルカメラ税込価格欄には消費税8%を含めた価格を表示しています。関連品ポケット顕微鏡P.521野外観察バッグセットP.527星座早見盤P.620天体望遠鏡P.142使える!マメ知識使える!マ使える!マメ知識双眼鏡の選び方ポイント●倍率●明るさ●実視界●最短合焦距離●対物レンズ有効径双眼鏡の規格は、8×25というように「倍率」×「対物レンズ有効径」で示されています。そのほか、「明るさ」「実視界」などの値を元に用途に合った機種を選びましょう。双眼鏡を選ぶ上での一番のポイントです。しかし倍率が高ければ良いというものではありません。手持ちで見るのであれば10倍程度までが扱いやすく、それ以上の倍率では手ブレで見づらくなるので三脚が必要です。また倍率が高くなるほど像は暗くなり、視界も狭くなります。接眼レンズによってできる対物レンズの像の直径を「ひとみ径」と呼び、その値が大きいほど像が明るくなります。ひとみ径は「対物レンズ有効径÷倍率」で求めることができます。観察者の瞳孔の直径よりひとみ径が大きい方が良いとされています。特に天体観測に用いる双眼鏡は、暗いところで用いるので瞳孔径が拡大しているため、ひとみ径の大きいものを選ぶことがポイントです。双眼鏡を動かさずに観察することができる範囲を角度で表します。一般に倍率が高いほど実視界は狭くなります。野鳥など動きの速い対象を観察する際には、実視界が広い方が観察対象を探しやすく有利です。ピントが合う範囲での、観察対象までの最短距離を表します。通常は数mですが、50cmの近距離でピントを合わせることができる短焦点タイプもあります。コン虫の観察などに便利です。観察対象側のレンズの直径を表します。数値が大きいほど集光力が大きいので解像力が良く、細かい部分まで観察できます。反面、筐体が大きくなるので持ち運びには不利になります。倍率8倍、対物レンズ有効径20mm程度のものが、手ブレをしにくくコンパクトなため、生徒が使用するのにお勧めです。目的に応じてお選び下さい!使用場面別おすすめ双眼鏡野外観察向け星空観察向けジョイフルシリーズアスコット ZR8×32WPアリーナ M6×21持ち運びに便利なコンパクトで軽量タイプをおすすめします。視野が広く、三脚への取り付けも可能な本格的モデル。先生が一台所持しておくと便利です。コンパクトタイプで三脚に設置できるので、目標物を先生が設定して、生徒に観察させることができます。P.162P.163P.161P.163生徒用先生用アスコット ZR7×50WP夜の観察には、口径が大きく集光力に優れたものがおすすめです。(口径50mm以上を推奨)野外・星空用星空観察用双眼鏡星空観察用に開発された、広い範囲が見渡せる双眼鏡です。星空専用先生・生徒共用P.163

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