理科機器総合カタログ No.61
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クリアで鮮やかな  画質にこだわりました文字 印刷物の網点 千円札の隠し極小文字で「ニホン」と書かれています。お手元の千円札をご覧ください。画素数の大きい撮像素子画素数の小さい撮像素子※上記は撮像素子が同サイズの場合の、模式的な比較です。1画素のサイズは小さくなる画像のキレイさでは不利1画素のサイズが大きくなる画像のキレイさでは有利高画素数=高画質ではありませんPCシリーズが「300万画素」を選択する理由大型ディスプレイやプロジェクタで最も一般的な1080pという解像度は、画素数で表すとおよそ207万画素となります。仮にカメラ側が500万画素など、これを大きく上回る解像度を持っていたとしても、ディスプレイ側の解像度を超過した分の情報は活かされることなく捨てられるため、画素数が大きいカメラほどディスプレイに高画質が映し出せることにはなりません。そればかりか、技術的には画素数が増えるほど画質は低下する傾向にあります。撮像素子が同サイズであれば、画素数を増やせば増やすほど1画素あたりのサイズは小さくなっていきます。色をキメ細かく再現する能力や、ざらつきのないクリアな画像を作り出す能力は、1画素あたりのサイズが大きいほど有利であると言われており、いたずらに画素数を増やすことは前記のような画像の「キレイさ」を損なうことにつながります。PCシリーズではそれらのバランスと画像の「キレイさ」にこだわり、300万画素の撮像素子を採用しています。顕微鏡なみの解像力で微小な観察物にも強い80

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