工業用電気ヒーター総合カタログ 2015
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配管・タンク用ヒーター容器用ヒーター金属加熱用ヒーター液体加熱用気体加熱用ヒーターヒーター関連材料温度制御機器温度センサー断熱材技術資料フロストガード・YSHトレースヒーター・YSLトレースヒーターYTT型・YTP型・TTC型・YGP/PFA型208■主な特長1.自己制御型ヒーターは、温度に応じてヒーターの出力(発熱量)が自動的に増減する特性を持っています。 温度が高い時には出力が小さくなり、温度が低い時には出力が大きくなります。2.現場の状況に合わせて任意の長さで切断できます。また延長や分岐も可能です(同型式に限ります)。 (メンテナンスしやすいようにジャンクションボックス等で延長や分岐を行ってください。)3.重ね巻きができます(但し、密に巻きすぎると熱干渉を起こし出力が低くなるのでご注意願います)。4.自己制御型ヒーターは、初動時に初動電流が定格より多く流れます(P.11、13、15参照)。■動作原理■主な特長1.現場の状況に合わせて定位置で切断できます。また延長や分岐も可能です。 (メンテナンスしやすいようにジャンクションボックス等で延長や分岐を行ってください。)2.必要な長さに切断後の1回路未満分は発熱しないので、その部分をリード線として使用できます。■構造母線は、定位置のジョイント部分で、導線と発熱線が接続されています(並列接続)ので母線間に通電すると発熱線が発熱します。ジョイント部の間で切断しますと切断部から次のジョイント部までは、発熱線に電気が流れないので発熱しません。その部分をリード線として使用できます。温度が低下すると・・・・・架橋ポリマーが収縮。導電性粒子のつながりが密になり発熱量が増加します。ジョイント部発熱線母線導体架橋ポリマー導電性粒子温度が上昇すると・・・・・架橋ポリマーが膨張。導電性粒子のつながりが断たれて発熱量が低下します。ジョイント部最小発熱単位ジョイント部発熱しなくなる技術資料208自己制御型ヒーター並列型ヒーター温度下降温度温度上昇自己制御型ヒーター・並列型ヒーターの特性

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