※20mm※20mm容器用ヒーター金属加熱用ヒーター液体加熱用気体加熱用ヒーターヒーター関連材料温度制御機器温度センサー断熱材技術資料配管・タンク用ヒーター531. 金属シース型ヒーターは、硬くて曲げにくいので、絶対にペンチなどの 金属の工具を使って曲げないで下さい。 できるだけ手で曲げるか、親指の腹を当てて曲げるなどして下さい。 (但し最小曲げ半径が決まっていますので仕様をご確認下さい。) どうしても曲げにくい時は、傷の付きにくい木材や柔らかい物で養生し て曲げて下さい。 またジョイント部の両端(※20㎜)は曲げないで下さい。 ジョイント部根元(A部)に曲げ応力が掛からないよう注意して下さい。 (但し、YTM型はリード側がシリコンガラスリードの為、除きます。)2. ヒーターを固定する場合は、被加熱物に密着するようにして下さい。その際プラスチックか木製ハンマーで軽く叩いて下さい。 但し、シースの径が変形しないよう注意して下さい。 (金属ハンマーは絶対に使わないで下さい。)3. ヒーターを配管に固定する場合は、針金や金属固定バンド等で締め付けて下さい。 その他、タンクや平らな面に取り付ける場合は、下記のようなスタットボルトに丸座金で止める方法もあります。4. ヒーター部を金属固定バンドでとめる場合は、バンドの締めつけねじを電動工具で締めるのはお止め下さい。 締めつけすぎると断線の原因になります。これは、熱膨張により金属シースが伸縮する為です。 但し、ジョイント部は動かないようにしっかりと固定して下さい。 ※図1参照5. ヒーターを保温材から取り出す場合は、発熱部を保温材の中に通さないで下さい。 必ず配管の最高使用温度とジョイント部及び入力用リードの最高使用温度を確認の上、入力用リード部(非発熱部)を保温材の中に 通して下さい。その他、図2のようにサポート金具を使用し入力用リードを取り出す方法もあります。 (但し、ヒーター発熱部の立ち上げ部分が保温材に挟まれないよう伝熱セメントを塗布するか、保温材をくり抜いて下さい。 熱がこもり各部位の最高使用温度を超えないよう十分ご検討下さい。)6. 熱伝導の効率を上げ、ヒーターの過昇温をおさえる為、伝熱セメントを塗布することをお勧めします。(P.143 伝熱セメント参照)7. 昇温後に再度巻き直しを行なう事はお止め下さい、断線の原因となります。図1鉄板部■注意・電源の入力用リードとヒーターのジョイント部は、ヒーター発熱部の最高使用温度より低い為、配管に固定する場合は、配管の最高温度にご注意下さい。 (YTM型のジョイント部の最高使用温度は、120℃以下ですので、配管温度も120℃以下でご使用下さい。但し、図2のようなジョイント部の取り出し方であれば使用温度を高くすることが出来ます。詳細については、お問い合わせ下さい。)ヒーター(発熱部)金属固定バンドヒーター部は手締めで軽く締める程度www.yagami-inc.co.jpヒーター亀座金φ30×1.2tM6ナットスタットボルトM6×30ジョイント部金属固定バンドジョイント部は動かないようにしっかりと固定する。ヒーター入力用リードジョイント部根元に力が掛からないよう注意図2A部ジョイント部入力用リードジョイント部くり抜きヒーター発熱部A部サポート金具金属固定バンド■金属シース型ヒーター施工要領取付参考図53KMCN・KMV8・KMIN・YMI・YTM型 共通金属シース型ヒーター施工要領
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