工業用電気ヒーター 総合カタログ Vol.6
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www.yagami-inc.co.jp配管・タンク用ヒーター容器用ヒーター金属加熱用ヒーター液体加熱用ヒーター気体加熱用ヒーター関連材料温度制御機器温度センサー断熱材技術資料1313配管・タンク用ヒーター概要自己制御型ヒーター (P.15~22 フロストガード、YSHトレースヒーター、YSLトレースヒーター、YSMトレースヒーター)直列型ヒーター (P.25以降 シリコンベルトヒーター、テープヒーター、リボンヒーター、イソテープ、ヒーティングケーブル)配管・タンク用ヒーター概要■動作原理1.自己制御型ヒーターは、温度に応じてヒーターの出力(発熱量)が自動的に増減する特性を持っています。 温度が高い時には出力が小さくなり、温度が低い時には出力が大きくなります。2.現場の状況に合わせて任意の長さで切断できます。また延長や分岐も可能です(同型式に限ります)。 (メンテナンスしやすいようにジャンクションボックス等で延長や分岐を行ってください。)3.重ね巻きができます(但し、密に巻きすぎると熱干渉を起こし出力が低くなるのでご注意下さい)。4.自己制御型ヒーターは、初動時に初動電流が定格より多く流れます(P.16、18、20、22参照)。■主な特長発熱体が金属抵抗線(ニクロム線・合金線など)で出来ており、定尺・定出力型の電気ヒーターで発熱線として広く一般的に用いられています。ヒーターの長さが決まっているので現場で切ることはできません。■主な特長 ニクロム線リード線ベルト長さ(定尺)ベルト幅■構造(シリコンベルトヒーターの例)これからご紹介するのは、パイプラインやその配管系統におけるバルブ、ポンプ、フランジ、あるいはタンク、ホッパー、コンベアなどの凍結防止用や保温を目的とした温度維持対策用として開発された製品です。本ヒーターは、発熱体の構造を大きく分けると下記の3種類に分けられます。導体ポリマー導電性粒子温度温度下降温度上昇並列型ヒーター (P.23、24 TTC-OJ、YGP/PFA)■構造1.同じく発熱体が金属抵抗線(ニクロム線・合金線など)で出来ておりますが直列型ヒーターと違い、現場で切ることができるので、ある程度の長さ調整が可能です(ヒーターをカットする位置は決まっています)。また延長や分岐も可能です。2.必要な長さに切断後の1回路未満分は発熱しないので、その部分をリード線として使用できます。■主な特長発熱しなくなるジョイント部ジョイント部ジョイント部最小発熱単位発熱線母線温度が低下すると・・・・・ポリマーが収縮。導電性粒子のつながりが密になり発熱量が増加します。温度が上昇すると・・・・・ポリマーが膨張。導電性粒子のつながりが断たれて発熱量が低下します。ベルト幅ベルト長さ(定尺)ニクロム線リード線

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