工業用電気ヒーター総合カタログ vol7
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配管・タンク用ヒーター容器用ヒーター金属加熱用ヒーター液体加熱用ヒーター気体加熱用ヒーター関連材料温度制御機器温度センサー断熱材技術資料218218技術資料シースヒーターのワット密度ワット密度は電力密度とも呼ばれ、単位表面積(cm2)当たりの電気容量(W)で表される表面負荷の度合いです。ワット密度の値が大きければ、表面温度が高くなり、小さくなれば表面温度が低くなります。ワット密度が大きければ寿命が短く、小さければ寿命が長くなる傾向にあります。■シース型ヒーターのワット密度■推薦ワット密度、許容ワット密度液体加熱の推薦ワット密度・許容ワット密度気体加熱の推薦ワット密度許容ワット密度金属加熱の推薦ワット密度許容ワット密度種類温度℃推薦W/cm2許容W/cm2種類温度℃推薦W/cm2許容W/cm2種類温度℃推薦W/cm2許容W/cm2種類温度℃推薦W/cm2許容W/cm2市水10057トリクレン86.934空気1002.53熱板F,I100910純水5045エタン74.134.5〃20022.5〃2008.510アルカリ液1002.53.5フロン47.52.53〃3001.52〃300710酸液802.54バークレン1212.54〃40011.5〃4006.59アンモニア液3034糖液7011.5〃5000.51〃5005.58メッキ液803.54.5海水6023チッソガス2002.53熱板S,V20034重油803.54タービン油401.52.5〃30022.5〃3002.53機械油10033.5熱媒体油25012.5〃4001.52〃40023鉱物油20034植物油2002.52.5オゾン4000.51.5配管R3000.51.5◎液体加熱の場合、推薦ワット密度であっても、液体の性質を変える事があります。◎気体加熱の場合、ワット密度は風速によって変更しなければならない事があります。◎金属加熱の場合、・熱板加熱にカートリッジヒーター(熱板F,I)、スペースヒーター(熱板S)、バンドヒーター(熱板V)をそれぞれ使用する際のヒーターの ワット密度を示しています。・配管Rとは、配管加熱にマイクロヒーターをスパイラルトレースする際のヒーターのワット密度を示しています。・特に熱板加熱では、ヒーターのワット密度もさることながら、熱板面のワット密度も考慮下さい。※記載されている数値は目安としての一例であり、保証値ではありません(ご使用上の参考とお考え下さい)。

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