工業用電気ヒーター総合カタログ vol7
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56ホースヒーター■ホースヒーター構造の一例■特長・ ホース自身のフレキシブル性を維持した状態で保温、加熱の出来るヒーターシステムです。・ 市販のホースにヒーターの加工を行う為、現場の使用に合わせたホースの種類や材質、口径、耐圧などご選定いただけます。(お客様よりご支給頂きましたホースにヒーター加工を行うことも可能です)・ 温度センサーを内蔵しておりますので温度調節器(別売)と併用して温度コントロールが可能です。・ ヒーターや保温等の現場施工が不要です(装置の接続及び、温度調節器への配線にてすぐに使用ができます)。※仕様、型式については次頁を参照ください。①②④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑫⑪③■高粘度塗布ラインシステム例液温用センサー制御盤へ制御盤へ制御盤へホースヒーター用センサーホースヒーターホースヒーター制御盤へロボットワーク温熱制御盤AC200Vドラムヒーター加熱ユニット20ぺール缶200ドラム缶タンク配管用加熱システム:テープヒーター温調盤■応用ホースで液を移送する場合、四季を通して液温を一定に保つことにより流量、圧力、粘度を安定させポンプ能力の省力化につながります。主な使用例・高粘性液の送液ホース、塗布ホース。・ホットメルトの送液ホース。・チョコレート等食品充填ホース。・ガスサンプリングホースの結露防止。■注意事項ホースヒーターは、ホース表面が保温材に覆われており使用中のホースの疲労度を目視で点検することはできません。又、ホースは、配管と比較してその用途、構造から耐久性は劣ります。このような状況を考慮し、定期的な耐圧試験の実施と目視による日常点検が重要です。同様に重要な要素として当初のホースの選定が安全と連続運転のために必要です。ホースは、材質・耐圧・耐熱・フレキシブル性・肉厚・材質の熱伝導率・使用条件等を十分に考慮し選定する必要があります。ホース本体を弊社にて調達の場合、別途ホース仕様の打ち合わせが必要です。■使用上の注意・ホース口金は運転中高温につき触れないで下さい。・液漏れの場合、すぐホースを交換して下さい。・運転中、ホース、ケーブルに触れないで下さい。・動力回路には必ず漏電遮断器を設置して下さい。・水の掛かる場所では使用しないで下さい。・危険場所では使用しないで下さい。・ホースヒーターは、温度センサー異常で「OFF」となる機能を有する調節器と併用して下さい。No.名 称①ホース②ホース口金具③ヒーター④温度センサーNo.名 称⑤ヒーター固定材料⑥一次断熱材⑦二次断熱材⑧外装ブレードNo.名 称⑨ヒーターリードケーブル⑩温度センサーリードケーブル⑪電源用コネクター⑫センサー用コネクター配管・タンク用ヒーター容器用ヒーター金属加熱用ヒーター液体加熱用ヒーター気体加熱用ヒーター関連材料温度制御機器温度センサー断熱材技術資料6464ホースの保温・加熱

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