教育施設総合カタログ Vol43
464/494

空気中の有害物質を分解し、室内のVOCを低減。優れた抗菌・消臭・防汚効果を発揮する空気触媒はシックハウスの原因の一部である有害物質を分解し、抗菌・消臭・防カビ・防汚に優れた効果を発揮します。ヤガミでは外装に空気触媒機能を持たせた商品をご要望により製作致します。空気触媒は室内や夜間でも24時間機能し続けるため、より安全・安心な室内空間をご提供します。空気触媒による有害物質の分解は、まず家具外装表面に含まれるカリウム40(40K)が空気中の水分子に働きかけ、ヒドロキシルラジカル(・OH)や過酸化水素(H2O2)を生成します。このヒドロキシルラジカルがホルムアルデヒドなどの有害物質を分解します。過酸化水素もまた、鉄(Fe)やチタン(Ti)など遷移元素が働くフェントン反応により、ヒドロキシルラジカルを生成します。また過酸化水素は空気中の酸素との酸化反応によりヒドロペルオキシルラジカル(・OOH)を生成し、ヒドロペルオキシルラジカルは酸化反応によりスーパーオキシドイオン(O2-)を生成します。このスーパーオキシドイオンも有害物質の分解に寄与します。空気触媒が生み出すラジカルの酸化力は細菌やカビ、ウイルスに対しても有効で、この反応により細菌などの繁殖を抑制するのに効果があります。これらのラジカルは役割を終えると再び水と酸素に戻り、空気中に還っていきます。■有害物質の減少効果実験データ[試験方法]サンプリングバッグに試験片(10㎠)を入れ、規定の初発濃度となるよう臭気成分ガスを3L入れる。24時間後の成分濃度を検知管により測定する。ヤガミの空気触媒仕様の製品には、専用シールが貼付してあります。空気触媒仕様の価格に関しては、お問い合わせ下さい。納入例空気触媒は実験台や調理台、サイド台、流し台などにも対応が可能です。教室に入る多くの製品に空気触媒機能を持たせることで、教室全体のVOC低減により大きな効果を発揮させます。「空気触媒」の原理Point1ホルムアルデヒド084初期濃度15ppm24時間後1018アンモニア0初期濃度100ppm24時間後40801200.7ppm0.2ppm▲一般社団法人 ボーケン品質評価機構による試験結果外装表面460校長室保健室音楽室特別支援学校被服教室普通教室共有施設Lシリーズ収納壁コンピュータ教室イ ス調理教室流し台サイド台図書室多目的スペースランチルーム技術教室美術室図工室玄関・昇降口コーディネート収納壁保育園幼稚園養成施設介護・福祉施設技術資料理科教室実験室研究室空気触媒

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です